冬はハンドクリームが欠かせない季節。
ハンドクリームを忘れて周りの人に「ちょっと貸して」というやりとりはよくあることです。
しかし、筆者の友人F子の同僚の「ちょっと貸して」は常識を超えていて!?

「ちょっと貸して」がある日始まる

私の勤める会社の同僚女性。
明るくて人当たりの良い人なのですが、目下の悩みは彼女からの「ちょっと貸して」攻撃。

ある日、ハンドクリームをデスクに置いていたら
「資料作ったら、手がカサカサするからちょっと貸してくれない?」
と言われたのが始まりでした。

「これすごくいいね!」→気づくと!?

「いいよ」
とハンドクリームを貸したところ

「これすごくいいね!」
「香りもめっちゃ好み!」

と気に入ったらしく、翌日もその次の日も
「ちょっと貸して」
が続くように。

気づくと、私が使う頻度よりもずっとたくさん使っている!?

高価なハンドクリームだったのに、気づいたときには残りわずかになっていました。

このままだと使い倒される!?→取った対策は

「このままだと使い倒されてしまう!」
危機感を感じた私は、引き出しの中にしまうことに。

代わりにドラッグストアで買った大容量のハンドクリームをデスク上に設置。

「あれ? ハンドクリーム替えた?」
と同僚女性が一言。

「そうなの、使い切っちゃって」
と言うと
「ふーん」
と言い、それ以降ハンドクリームを借りることはパタリとなくなりました。

もしや高級品だけ狙ってる?

「もしや高級品しか借りないつもり?」

その疑惑を裏付けるように、翌週から同僚のターゲットは後輩のデスク上に置かれた高級オーガニックハンドクリームへ。

「ちょっと貸して」
を連発して自分のもののように使いまくる様子に、いい加減周りも「机の上に出していたら狙われる」と気づきデスクの中へ隠すように。

「最近みんな置いてないのね」
とぼやきながら、同僚はようやく自分でハンドクリームを購入。

身近なものの貸し借りはよくあることですが、あまりにも頻繁だと貸す側は微妙な心境になるもの。節度を持ったやりとりを心がけたいものです。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。