筆者の友人A子さんは夢のマイホームを建てることになったのですが、彼女の素晴らしいこだわりが詰まった家となりました。
そのこだわりとは、一体何なのでしょうか?
憧れのマイホーム! 広い庭は欲しいけど……
二人の子どもがいるA子さんのお話です。
念願のマイホームを建てることになり、夫とたくさん話し合いました。
ウォークインクローゼット、拭き抜けが欲しいなど、やってみたいことがいくつもあったのです。
その中でも、夫の一番の希望が「広い庭が欲しい」というものでした。
土地の広さを考えても、充分可能です。
もちろんA子さんも広い庭に憧れがありましたが、最終的にこの案は却下することに。
それには、こんな理由がありました。
大変だった実家の話を聞いて、夫も考え直して……
実はA子さんの実家も一軒家で、広い庭に遊具や砂場が設置されていました。
しかし田舎で部分的に外壁がない箇所があり、近所の子ども達はA子さん家の庭に勝手に入って、まるで近所の公園のように遊ぶようになってしまったのです。
何度注意しても遊びに来る子ども達にウンザリした両親は、高いリフォーム代を支払い、外壁を全てつくり直すハメになりました。
この話を夫にすると、やはり渋い顔。
周辺にも子どもが多く住んでいて、勝手に庭に入られてしまう可能性は否めません。
悩みに悩んで、A子さん達はある選択をします。
充分すぎる庭が出来た!防犯面もバッチリです♪
広い庭は諦めて、代わりに中庭をつくることにしたのです。
子ども達がプールやバーベキューを楽しめるスペースはありますが、物凄く広いわけではありません。中庭なので外から見えず、防犯面もバッチリです。
世の中には、大人になっても他人の注意を聞かない人や、逆切れする人も多くいます。
「庭は欲しいけど、完璧に隠したい」
自身の経験からそう思って中庭を採用して、本当に良かったと思っています。
余計なストレスを抱えることなく生活できているので、「広い庭」に憧れる人達は、防犯面もしっかり考えた家づくりをオススメします!
まとめ
A子さん宅には私も一度遊びに行かせてもらいましたが、家の中から中庭の緑が見えて、本当に素敵なおうちでした。
普通の庭でも防犯面をしっかりすることは大切ですよね。これから家づくりをされる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。