A子の父は80歳になります。長年の農作業で腰を痛め、歩くのがやっとの状態でした。
更に呼吸器の病気を発症し、母だけで父の世話をするのは無理だと判断。
A子も仕事があるので、悩んだ末、思い切って施設への入所を決断しました。
けれども、いざ入所すると父は、
「そんなに邪魔だったのか!」「ひどいところにつれてきた」と怒って大泣きするほど、ショックを隠しません。
施設では好きなものを自由に食べたり飲んだりできないことが、父は不満な様子。
それを知ったA子はもっと説明すべきだったと後悔し、罪悪感と心配で夜も眠れなくなりました。