今回は、筆者の友人が「絶対に今でも許せない」と話してくれた、【ひとり親育ち】であることを馬鹿にしてくる最低義母のスカッとエピソードをご紹介します。
ひとり親育ちを馬鹿にする義母
結婚前、義実家に初めて挨拶に伺ったときから、義母に対して『この人とは合わないかも』と思っていました。
というのも、会って早々義母から
「あなたは父親がいないのよね?」
と不躾な質問をされたことが気になっていたからです。
私は女手一つで育ててくれた母を心から尊敬し誇りに思っていたので、義母の差別的な発言にはとても傷つきました。
でも、結婚してからも義母は差別的な発言をしては私を苦しめるように。
何か私に気に入らないことがあるとすぐに『ひとり親だから』と馬鹿にしてきたのです。
「片親だとわがままに育つようだから私が我慢してあげるわ」
「父親の愛情をもらえず育っているから礼儀を知らないのね」
夫の不倫
私なりに義母とは良好な関係を築いていきたかったのですが、義母からの嫌がらせは止まず。
じっと嫁いびりに耐えているなか、私が妊娠している最中に夫の不倫が発覚したのです。
両家の親を交えた話し合いの場でも、差別的な発言をしてくる義母。
「ひとり親に育てられたから、夫である息子に愛情を正しく注げなかったせいよ」
「息子の方がむしろ被害者だわ」
そう言って、夫の不倫まで私のせいにしてきたのです。ついに我慢の限界がきた私は爆発!
嫁がとった行動とは?
「もちろん慰謝料を請求して離婚します」
「私はもう夫にもお義母さんたちにも会いたくないので」
ギロッと睨んでくる義母を無視して、私はさらに義母のダメージになるような宣言も!
「お義母さんたちには二度と会いませんので、孫の顔が見られなくて残念ですね」
実は義母、ひとり息子ということもあって初孫の世話をとても楽しみにしていたのです。
「孫と会わせないなんて非常識ね!」
と文句タラタラの義母。
でも、ここぞとばかりに『ひとり親に育てられたので礼儀とか分からないです』『少なくともあなたの息子さんほど非常識ではないですけど♪』と言い返すと、ようやく黙ってくれました。
その後
そのまま夫とは離婚し、宣言通り義母に娘を会わせてはいません。
今では実家で母と共に可愛い娘の育児に奮闘している私。
辛かった嫁いびりを時折思い出すこともありますが、母の温かさと愛情を感じる今の生活に感謝し、私も母のようになりたいと思っています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。