でも、なかには自己中心的な使い方をする厄介な人もいるようで……。
今回は筆者の知人から聞いた、【試着室】に関するショックなエピソードをご紹介します。
試着室
これは、私がよく通っている洋服店での出来事です。
そのお店には試着室が3つあり、混雑しているときはそれぞれの試着室の前に並んで順番待ちをする仕組みになっていました。
店内には『試着室のご利用は1回につき3点まで』との貼り紙も。
スムーズに順番が回るよう、お客さんは互いにルールを守っていて、私もその1人でした。
ところが、私の前にいた女性が試着室に入ってから思わぬ展開が……。
女性が出てくるのを待つこと10分、出てくる気配は未だなし。
ほかのお客さんが3~5分程度で試着室を後にするなか、女性は長時間試着室を占領し続けていたのです!
ルールを守って!
どうやら買い物カゴに入っていた10着ほどの服をすべて試着している様子でした。手だけ出して外に置いてあるカゴから服を取っては戻しを繰り返していたからです。
ほかの列がどんどん進むなか、私や後ろに並んでいたお客さんのイライラは募るばかり。
女性が入って15分後、散々待ちくたびれた頃にようやく女性が出てきてくれました。
でも、私や後ろのお客さんの鋭い視線もお構いなしに、その場を去る女性。
ムカッとしつつ試着室に入ると、驚くべき光景が!
ありえない……
なんと床に、恐らくその女性が使ったであろうメイク崩れ防止のフェイスカバーが落ちたままだったのです!
『試着室の横には専用のゴミ箱もあるからすぐ捨てられるのに』と、とても嫌な気分になりました。
あんなに時間をかけて試着した挙句、次に使う人のことを考えていないような行動に、モヤモヤした気持ちが募るばかり……。
マナーを守ろう
試着室はみんなが使う場所です。
だからこそ、自分が快適に試着できるためにも、お互いのマナーを守ることが大切だと改めて感じさせられた出来事でした。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。