筆者の友人D子の義母は「男の子を育てた私は偉い」という価値観の持ち主。
「女の子の子育ては楽でいいわね」と事あるごとにマウントを取ってきます。
しかし、あることがきっかけで義母を黙らせることに成功。その方法とは!?

義母のマウント癖

義母は自分が男の子を育てたことを「偉い」と思っている価値観の持ち主。

何かにつけ
「男の子って動き回るから大変」
「言うこと聞かないし」
「体力ないと無理ね」
と娘2人を育てる私にマウントしてきます。

「すごいですねえ」
といつも聞き流していましたが、毎回しつこくて少々うんざり気味でした。

「あなたは楽ね」→さすがにカチン!

さらに
「あなたはいいわね。女の子だけ育てているから楽ね」
と言われ、さすがにカチン。

いやいや、うちの姉妹はすごく活発だし喧嘩ばかりでとっても大変なんですけど?

そこである作戦を思いつきました。

「すみません、お義母さん」→義母の態度に変化が!

ある日、義母に
「すみませんお義母さん。同窓会があるので娘を預かってくれませんか?」

と相談すると
「あら、いいわよ」
と「女の子は楽勝ね」と言わんばかりの態度で預かってくれました。

しかし同窓会が終わって娘たちをお迎えに義実家へ行くと

「あら……遅かったじゃない」
ぐったりした義母の姿が。

やっと分かってくれましたか、お義母さん!

そう。
我が家のおてんばな4歳と2歳の姉妹が騒いだり走り回ったり喧嘩したりで、義母は常に目が離せず追いかけ続けていたそう。

「まったく休めなかったわ」
とため息。

「女の子って、折り紙とかお人形遊びをするのだと思ってた……」
「うちの息子の方が、大人しくて楽だったかも」

とぽつり。

「やっと分かってくれましたか、お義母さん!」
私は思わず心の中で叫びました。

それから義母の子育てマウントは無くなりました。

子育ての大変さはみな同じ。
性別で決めつけず、広い視野を持ち「みんなお疲れ様」という心持ちでいたいものです。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。