私の義父は「家庭で父親が絶対的に偉い」という信念を持つ昭和のお父さん。
義実家に帰省するたびに嫁である私は
「あれ持ってこい」「お酌しろ」「愛想良く振る舞え」
と義父にこき使われ、あげくに「お義父さんではなく、お義父さまと呼べ」と驚きの命令。
義母にも「ごめんなさいね、古い考えで。堅苦しいとは思うけど、見捨てず遊びに来て」とフォローされる始末。