子育てをしているなかで、見知らぬ他人や遠い親戚から【余計なお世話すぎるダメ出し】をされた経験はありますか?
その一場面だけを見て、いろいろ決めつけて批判されるのはいい迷惑ですよね。
今回は、筆者の友人から聞いた、厄介女性エピソードをご紹介します。

スーパーの出来事

ある日、スーパーで買い物していると、4歳の娘が突然お菓子コーナーで駄々をこね始めました。

「このチョコも食べたい!」
「かわいいなあ、ねえ買ってよ」

事前に『お菓子は1つまで買っていい』と娘と約束していた私。

『さっきおせんべい買ったからダメよ』と伝えたのですが、要求が通らないことが不満なのか、娘は大声で泣き出すではありませんか!

あまりにも大声で泣くので、周りの目が気になった私。

「すでに1つ買っているよね?」
「約束は守らないとダメでしょう」
と言って娘の手を取り、その場を離れようとしたのですが......。

余計なお世話すぎる!

すると、近くにいた中年女性がいきなりきつい口調で話しかけてきたのです。

「ちょっとありえないわ!」
「まだ幼い子どもなのに怒鳴るなんて」

私はお節介な女性に驚きつつも、冷静にこう返しました。

「怒鳴っていませんよ」
「子どもが泣いているときに大声を出しても逆効果ですから」

それでも女性は納得してくれず、とにかく『母親の育児がダメ』と批判してきたのです。

「最近の親は怒るばかりで、子どもがかわいそうだわ~」
「子どもにだって感情があるのよ?」

厄介な他人

『感情に振り回されて何でも思い通りにさせる方がよくないでしょう』と心のなかで思いましたが、女性の態度から察するに、ただ育児批判がしたいだけと気づいた私。

「あなたに育て方を批判される筋合いはありませんよね?」
とだけ言い返すと、反撃されると思っていなかったのか、女性は黙り込んでしまいました。

その様子を横目で警戒しつつ、
「帰ってさっき選んだおやつ食べようね」
とすっかり泣きやんだ娘に話しかけ、その場を後にしたのです。

お節介はやめて!

確かに、育児のスタイルにはさまざまな考えがあると思います。

でも、母として自分なりに頑張っている育児に対して、まったくの見知らぬ他人から過剰に口を出されることは、やはり不快だと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。