子供の反抗期に悩まされている親御さんも多いのではないでしょうか。
誰しも通る道だから仕方がないとは思いつつも、日々の接し方に悩んでしまいますよね。
今回は、筆者の友人が息子さんに思わずクスっとしてしまった時のエピソードをお届けします。

母は見た、反抗期とは別な息子の一面

昔は、家族を笑わせるようなひょうきん者の一面も、大好きと言ってくっついてくるような甘えん坊の一面もあった息子ですが、中学二年生の今は反抗期真っ只中。
ここ一年ほどは、話しかけても返事すらしてくれません。会話も成り立たず、常にイライラした態度。もう、あの可愛い息子には戻らないだろうなと寂しく思っていました。

母に見られたことを知らない息子は今まで通り、家族にはそっけない態度ですが、あのひょうきん者としての性格までが変わってしまったわけではないと分かりとても安心したそうです。
息子の態度にイライラしたときは、「あの投げキッス」を思い出して反抗期を乗り越えようとしているそうです。
親に対して反抗的態度でも、本質が変わってしまう事はあまりないですからね。反抗期が落ち着いてまた以前のような息子さんと過ごせたらいいですね。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:ねこの
ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。