A子は絵を描くことが大好きだったのですが、同級生のひと言で自信を失い、絵をやめてしまいました。
しかし、あることがきっかけで、再びペンを取るように!
何があったのでしょうか。筆者の知人A子が話してくれました。
それを見つけた娘が「ママ、これ描いたの?」を目を輝かせて聞いてきたのです。
思わず、「ごめん、イヤだよね」と答えると、娘は驚いた様子で、「えっ、すごい! めっちゃかわいい! もっと描いてよ!」
その言葉がA子の心をそっと揺さぶります。
「描いていいんだ」と、長年閉じ込めていた思いがゆっくりと解き放たれていくようでした。
もう一度、ペンを取る
それから少しずつ、A子は描き始めました。
最初はメモの端に、次は手帳の片隅に。そして、ふとした思いつきで、描いたイラストをSNSで投稿してみることに──。
すると「かわいい!」「もっと見たい!」と予想外の反響が!
「もしかして、私の絵を好きだと言ってくれる人がいるのかも?」そう思うと、もっと描きたくなりました。
好きなことは、いつでも始められる
今では、A子にとって絵を描くことが生きがいになっています。
子ども時代に夢中だった「好き」を、40代になって再び取り戻しました。
もし、あのとき娘が「もっと描いてよ!」と言ってくれなかったら、A子はいまだに「私は絵を描いちゃいけない」と思い込んでいたでしょう。
そもそも、同級生が「気持ち悪い」と言ったのも、悪意があったわけではなく、子どもらしい絵とは違うことに驚いただけだったのかもしれません。
とはいえ、好きなことは何歳からでも始められるし、新しい喜びを与えてくれるものですね。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。