息子が拾った財布を交番に届けたA子。しかし、姑の反応はまさかの否定的なものでした。正しい行いと現実のリスクの間で揺れる親心。皆さんはどう考えますか? 筆者の知人A子から話を聞きました。
夫の言葉に救われた夜
その夜、A子は帰宅した夫にこの出来事を話しました。
すると、夫はこう言いました。
「母さんの言いたいこともわかるけど、今回の息子の行動は褒めるべきだよ」
その言葉にホッとするA子。
確かにリスクを考えることも大切。
しかしそれよりも、誰かを思いやる気持ちを育てるほうが大事だと感じました。
子どもの優しさをまもるために
翌朝、夫は改めて息子に話をしました。
「昨日のこと、ママから聞いたよ。すごい良いことをしたね」と優しく声をかけ、「これからも、人を思いやる気持ちを大切にしてほしい」と伝えました。
息子の顔が、ふわっと明るくなりました。
A子は、彼の優しさを守ることができて良かったと思いました。
子どもは、純粋な気持ちで善意を行動に移します。
私たち大人の役割は、世の中の厳しさを教えることも大切ですが、それ以上に、その優しさを信じてあげることなのかもしれません。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。