義妹の思わぬ行動に驚愕
ある日、義妹が夫婦喧嘩をして実家に帰ってきたと義母から連絡がありました。義妹とは普段から連絡を取っており、気の強いところがあるものの、優しい性格だと思っていました。しかし、義母から「どうやら不倫が原因らしい」と聞かされ、驚きを隠せませんでした。
義妹の夫が了承を得て彼女のスマホを見たそうなのですが、明らかに他の男性との親密なやり取りを見つけたのだとか。その結果、義妹夫婦の間に深刻な溝が生じ、義妹は家を出たのです。
義両親からの「説得役」を押し付けられる
H子夫婦もこの問題に巻き込まれることに。義両親から「H子の方から義妹を説得してくれない?」と頼まれました。義妹と近い関係だったため、H子も心を痛めながらも話を聞くことにしました。
義妹に会うと、最初は逆ギレ気味で「夫が家事をしないからつい他の人に癒しを求めた」などと弁解していましたが、次第に涙ながらに「どうしてこんなことになったのか、自分でもわからない」と本音を吐露。H子は「このままだと取り返しがつかなくなるよ」と優しく伝えました。
夫の一言で義妹が目を覚ます
一方、H子の夫も義妹に一言。「自分の行動がどう家族に影響を与えるか、もう一度考えてみなよ。俺もH子に裏切られたら、どれだけショックを受けるか想像するだけで辛い」と冷静に伝えました。
この言葉に義妹はハッとし、「本当に自分が家族を傷つけたんだ」とようやく気づいた様子でした。その後、義妹は自分の非を認め、夫に謝罪をし、再構築のためにカウンセリングを受けることを決意しました。
家族の絆を再確認
最終的に義妹夫婦は修復の道を選びましたが、H子は「家族だからこそ、時には厳しい言葉も必要なんだ」と感じたそうです。「夫の冷静な一言がなければ、この問題はもっと悪化していたかもしれない」と感謝の気持ちを語っていました。
家族間のトラブルの中で、支え合うことの大切さを教えてくれるエピソードでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。