子育て中のお母さんにとって、ベビーカーはなくてはならない必需品ですが、時としてトラブルに発展してしまうこともあるようです。今回は、そんなベビーカーにまつわる出来事を筆者の友人が聞かせてくれました。

エスカレーターでの出来事

先日、デパートへ買い物に行った時のことです。
ベビーカーを押した若いお母さんが、私の前を横切ってエスカレーターに向かっていきました。

私がどこか他人事で「危ないなぁ、エスカレーターにベビーカーで乗るなんて……」と心の中で思っていた矢先、ベビーカーに掛けていたブランケットの裾がエスカレーターに巻き込まれてしまいました!

巻き込まれたブランケット

お母さんは顔面蒼白になり、必死でブランケットを引き抜こうとしますが、パニックになっている様子でうまくいきません。
私もとっさに駆け寄り、ベビーカーを支えました。
しかし、エスカレーターは容赦なく動き続け、ベビーカーは上部へと徐々に近づいていきます。

周りの人々もさすがに危険を感じたようで、数人の人がエスカレーターの緊急停止ボタンを探し始めました。

救出劇と安堵の涙

危険が迫る中、近くにいた50代くらいの女性が機転を利かせてエスカレーターを駆け上がり、ベビーカーのベルトを外し、赤ちゃんを抱き上げました。

上階に着いた瞬間、ベビーカーはガタンと音を立てて倒れましたが、赤ちゃんは女性に抱きかかえられており、無傷でした。

その直後、エスカレーターは緊急停止! 係員も駆けつけてきました。

優しさと反省

お母さんは安堵の涙を流しながら、周囲の人々に何度も頭を下げます。
「本当に申し訳ありません……もう2度としません」と深く反省するお母さんに、赤ちゃんを抱き上げてくれた女性が優しく声をかけました。