あなたにはなにか趣味がありますか? 趣味があるとそれをモチベーションに仕事に励めたり、嫌なことがあっても趣味を楽しむことでリフレッシュできたり、いいことがたくさんありますよね。ただどうしても趣味にはお金がかかりがち。現代社会でまったくお金をかけずにできることは、そう多くないのではないでしょうか? 今回は筆者の知人の趣味にまつわるエピソードを紹介します。

趣味

私の趣味は旅行と外食。
あちこちに出かけてさまざまな景色を楽しんだり、美味しいものを食べたりすることを生きがいに生活を送っています。

独身時代には海外旅行にもたくさん行きましたし、旅行に行くために仕事をしていると言っても過言ではありません。

結婚と金欠

そんな旅行や外食が大好きな私ですが、結婚当初は旦那に借金がありました。

借金を返済しなければならなかったため、数年は旅行を我慢し、外食も控えめにする生活を送りました。
旅行好きな私にとってはこの期間が苦痛で、たしか母にも愚痴を漏らしたことがあったと思います。

数年頑張って借金の返済をしたことで、借金は完済!
ようやく趣味を楽しめるときが来ました。

母の言葉

借金を完済した私は、さっそく旅行を予約!
久しぶりの旅行に舞い上がり母に「月末、旅行に行くんだ~。」と話すと「あんた、お金大丈夫なの?」と心配されてしまいました。

借金を完済しこれからは自由にお金を使えることを話したのですが、それ以降私が旅行の予定を母に話すたびに「また贅沢するの?」「随分お金持ちなのね。」と嫌な顔をされてしまうようになったのです。

最初のころはよかったのですが、だんだんと母に旅行の予定を話すたびにお金の話をされたり、嫌な顔をされたりすることで、せっかく楽しみにしている気分が台無しになるように……。

実際お金に苦労した時期があり、私を心配してくれて言っているのは理解できます。
ただせっかくいい気分のときに毎度嫌な顔をされると気分はぶち壊し。
不快な気持ちになってしまうので、いい加減やめてもらいたいところです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。