学生時代からの友人というものは、お互い気心が知れた大事な存在。
しかし、そう思っていたのはどうやら私だけのようで!?
筆者が実際に体験した、友人との温度差のあるやりとりとは!?

久しぶりに友人から連絡が

学生時代からの友人のE子。
昔は毎日のように一緒に遊んだ仲で、社会人になりお互いに仕事が忙しくなってからも連絡は取っていました。

「元気にしてるかな」と思っていたちょうどそのとき、
「久しぶり会えない?」とE子から連絡が。

「やっぱり親友っていいね」の言葉に感動

E子に久しぶりに会うと
「実は、彼氏と別れたんだ。誰かに話を聞いてもらいたくて」
と落ち込んだ様子。

「悲しかったね。でもE子は素敵だから必ず良い出会いがあるよ」
と一生懸命励ますと、
「ありがとう。やっぱり頼りになるね。親友っていいね」
と感謝してくれたE子。

それをきっかけに休みを合わせて一緒に遊園地に行ったり旅行に行くようになり
「昔に戻ったようで嬉しい」
と思っていました。

友人との関係に変化が!?

そんなとき、E子に新しい恋人ができました。
「よかったね」と自分のことのように喜んだ私。

しかし恋人ができてE子の態度が一変。

「今度の休日スキー行かない?」
と誘っても
「ごめん。彼と予定が」
と断られ、私の予定には合わせてくれなくなりました。

連絡も激減。
たまにこちらから連絡してもそっけない態度。

「私は寂しいときにだけ必要な、都合の良い人だったんだ」と思うように。

自分の話ばかり→距離を取ることに

久しぶりに会ったとき、私が仕事で悩んでいる話をするとE子は適当に相槌を打ったあと

「それより聞いて! 私ね」

と自分の話ばかり。
昔は本当に親友だと思っていたのに……。

モヤモヤが積み重なり、E子とは次第に距離を取るように。

その後、再びE子は彼氏と別れて私を頼ってきましたが、今度は適度な距離を保って接するように。

寂しいですが、お互い誠意を持った対等な関係でないと友情は続かないのだと感じさせられる出来事でした。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。