家事や育児が忙しいと、美容院にも行く余裕すらないことがあります。家事や育児は奥さんひとりに任せきりにするのではなく、旦那さんの協力が必要ですよね。今回は育児に非協力的な旦那さんの発言についに我慢ができなくなってしまった経験のある筆者の知人、Mさんのお話です。

非協力的な旦那

Mさんは当時、1歳の子どもと旦那さんとの3人暮らし。

Mさんの旦那さんは1歳の子どもがいるにもかかわらず、同僚と飲み歩いたり、学生時代からの友人とスポーツ観戦に出かけたりと全く育児に協力してくれません。

仕事で転勤になったためどちらの実家も遠方で、頼る人も近くにおらず、Mさんはほぼワンオペで毎日奮闘していました。

そんなある休日、旦那さんはいつものように子どもの面倒をみることすらなくソファに寝そべってスマホばかりいじっていました。

「あ、俺今日の夜飲みに行くから」
「え、そうなの? 」
たまには子どもをお風呂に入れてほしいと思っていたMさんはガッカリ。
「明日は家にいるよね? 私美容院に行きたいの。この子が生まれてから行けてなかったし」
子どもを産んでから1年、ずっと行けていなかった美容院に行くことを告げました。
すると旦那さんから返って来たのは、まさかの一言でした。

責任感のない旦那に激怒

「えー、美容院? 誰が子どもの面倒みるんだよ?」
その言葉を聞いて、いつも温厚なMさんもさすがに堪忍袋の緒が切れてしまいました。

「誰って、あなたに決まってるじゃない! いつもフラフラ出歩いて、休みの日だって子どもの世話もしないで、それでもこの子の父親!? 」
「え……急にどうしたんだよ」
「どうもこうもしないよ! あんまり遊び回ってるとそのうち子どもに顔忘れられるよ、それでもいいの!? この子の父親はあなたしかいないのに」

いつも穏やかなMさんに怒鳴られたことがよっぽどショックだったのか、旦那さんは飲みに行くのをやめました。

そしてそれからは少しずつ、子どもの面倒をみるようになったそうです。

子どもの父親という責任があるのですから、家事や育児には積極的に協力して欲しいものですね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。