子どもの服装の裏に隠された秘密。家庭の事情なのか、それとも別の理由なのか、毎日体操服で登校する少年に一体何が? 予想外の話を、小学校教師である友人が教えてくれました。

毎日体操服の理由とは

「Aくん、いつも体操服で登校しているけど、何か理由があるの?」

すると、Aくんはあっけらかんと、こう答えたのです。

「前に体育があるのに間違えて私服で登校しちゃったことがあって。俺、もう間違えたくないから、毎日体操服で登校することにしたの!」

驚きました。Aくんの説明によると、毎日体操服なら間違いがないし、汚れても問題ないし、動きやすいし、気温調節もしやすい。そして何より「うちの体操服かっこいいよね!」とのこと。

確かに「体育の日は体操服、それ以外は私服」というふうにすると、間違えやすいですよね。

小学生版「ユニフォーム戦略」

シリコンバレーの某有名IT企業の創業者が、毎日同じ服を着ていたという話を思い出しました。効率性を追求し、些細な決断にエネルギーを使わないための戦略だったそうです。

まさか小学生の中にも、そんな発想の持ち主がいるとは! Aくんの行動の意外な理由に、私は舌を巻きました。

子どもたちの柔軟な発想には、いつも驚かされます。大人の常識にとらわれない彼らの思考は、時に私たちに新しい視点を与えてくれるのです。

【体験者:30代・公務員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。