幼少期の子供と過ごす期間は、かけがえのない幸せな時間ですが、ときには大変なこともありますよね。今回は、筆者の知人が【子供のイヤイヤ期】で窮地に陥った時、親友から言われて「また頑張ろう、と思えた言葉」をご紹介します。
“イヤイヤ期”が始まり、愛おしいはずの息子といるのがつらい
これは20年ほど前、私が新米ママとして幼い息子の育児に奮闘していた頃のお話です。
旦那は仕事が忙しく、実家も遠方で、いわゆる【ワンオペ】状態。ただでさえ息子から目を離せず疲弊している時に、息子の“イヤイヤ期”が始まってしまったのです。
可愛くて愛おしいはずの息子といるのがつらい……。やつれた私を見かねて、旦那が「少し実家に帰ってきたら?」と言ってくれました。
その言葉に甘えて実家に帰ると、母が息子を預かってくれて、高校からの親友・A子と久しぶりに会うことに。
A子は既に2人の子供を育てていたので「A子は先輩ママだし、私の気持ちに同調してくれるに違いない」と思い、A子に今のつらい状況をぶちまけた私。
するとA子はにっこり笑って「とにかく今は頑張れ!」と一言。それを聞いた時、私は「頑張っても頑張ってもつらいから悩んでるのに、こんなに軽く返されるなんて」とA子に心底失望しました。
しかし、その後のA子の言葉を聞いて、私の心境は180度変わったのです。