子どもが小さなうちは、さまざまな危険から守るため、本当に目が離せませんよね。とくにワンオペで見ている時間帯には、トイレすらままならないという話もよく耳にします。今回はそんな目が離せない生後10か月の娘と暮らす筆者の知人の体験談を紹介します。

発熱

私には生後10か月の娘がいます。
現在私は育休中で、日中は娘と2人きりで過ごしていますが、最近娘はハイハイができるようになり、つかまり立ちもしそうな勢いで、いままで以上に目が離せません。

そんな風に幸せを感じつつも、神経を張り巡らせる生活を送っていたためか、この日私は39度の高熱を出してしまいました。

「寝てていいよ」

幸いにもこの日は日曜日で、旦那もお休みで在宅しています。
朝起きて「今日ちょっと熱があるの。」と伝えると「俺が娘を見てるから〇〇(私の名前)はゆっくりベッドで寝てていいよ。」と言ってくれました。

旦那の言葉に甘えて私は再びベッドの中へ……。
午前11時頃、目が覚めリビングへと向かいました。

そこでまさかの光景を目の当たりにしたのです!

昼寝する旦那と遊びまわる娘

なんと旦那はしっかり布団をかけて昼寝しているではありませんか。
その横ではソファにつかまって立とうとしている娘が1人で遊んでいます。

この状況に驚いた私は、旦那を起こし「なにしてるの?! 娘ちゃん、転倒しそうだったよ!」と声をかけたのですが、旦那は寝ぼけまなこで「あ~眠くて。」と。

「最近はハイハイもするし、あちこちつかまろうとして転ぶから危ないのって伝えてあったよね? 見ててくれるって言ったならちゃんと見てくれないと。」と注意すると、またしてもまさかの返答が返ってきました。

「お前だって寝てただろ!」

なんと自分の失敗は置いておいて、私に逆ギレしてきたのです。

結末

たしかに「寝てていいよ。」と言ってくれたのは、ありがたかったです。

しかし、発熱していて娘を見てくれる人がいるとわかった状況で寝るのと、任せられているのに放置して昼寝するのではわけが違います。
そんな旦那に心底呆れ返ってしまいました。

【体験者:20代・女性パート、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。