パートの面接を受ける際、面接される側はたいてい10分前など少し早めに着くようにして、遅刻なんてもっての外ですよね。今回はパートの面接を受けに行ったら、面接官が遅刻した上にとんでもない人だったという経験のある筆者の知人Aさんのお話です。
そして十数分後、事務所のドアを開けて入ってきたのは足元のおぼつかない、千鳥足の男性でした。
「どうも、私が面接します」
酒臭い息でその男性が言い、近くのスタッフが男性に慌ててマスクを着けさせました。
オーナーはどうやら二日酔いで面接に遅れたようで、まだ酒が残っているのかろれつも回っていません。
あげくの果てにはAさんの全身をじろじろとなめ回すように見て、「美人ですね、スタイルもいい」など不快な発言も。
完全に酔っぱらっている様子にAさんは不信感を募らせ、後日面接には受かったという連絡があったけれどお断りしたそうです。
酔っぱらった状態で面接なんて言語道断ですよね。非常識すぎます。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。