大切な用事があるのに思わぬハプニングで遅刻してしまったら、焦ってパニックに陥ってしまう人も多いでしょう。
そんなときに相手が自分の事情をくみ取ってくれたら、どんなにありがたいことか......。
今回は筆者の友人から聞いた、素敵な面接官のお話をどうぞ。
そんなときに相手が自分の事情をくみ取ってくれたら、どんなにありがたいことか......。
今回は筆者の友人から聞いた、素敵な面接官のお話をどうぞ。
面接官の優しさ
「今日はとても大変でしたね」
「まずはゆっくり深呼吸を一緒にしませんか?」
そう声をかけてくれたのは、面接官のみなさん。
パッと見ると優しい笑みを浮かべ「僕たちも緊張しているので、リラックスさせてください」と声をかけてくれたのです。
事前に遅刻するとの連絡をしていたのですが、まさかこんなに遅れても一切イライラせずスマートにこちらの心配までしてくれるなんて......。
その言葉に何だかホッと力が抜けた私。
全員で深呼吸してからは緊張も和らぎ、その後は自分らしく面接に臨むことができました。
今では
それから月日は流れ、今では私がその会社の面接官に。
あれからご縁があって、無事に本命の会社に採用されたのです。
今でもあのときの安心した温かい気持ちは忘れておらず、私も相手を想いやれるスマートさを大切にしています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。