姑との関係に悩むA子。
再婚後も続く「バツイチだから」という言葉に嫌気がさしていました。
しかし、夫のある一言で状況に変化が訪れたそう。
その言葉とは一体何だったのでしょうか。
A子から話を聞きました。

姑との微妙な距離感

A子は再婚をして幸せな日々を送っていました。

現在の夫はとても優しく、生活は順調そのものです。

ただ、ひとつだけ悩みのタネが──。

姑がA子の離婚歴に対して少し引っかかっている様子があり、会話の中でたびたび「A子さんはバツイチだから」と話題にするのです。

A子にとって、前夫との結婚生活は忘れたい過去そのもの。

浮気やDVが原因での離婚だったため、思い出すたびに嫌な気持ちになってしまいます。

それでも姑との関係を良好に保つため、A子は気持ちを押し殺してやり過ごしていました。

思わぬ一言で溢れた怒りと困惑

その日は、姑が夕食前に突然の訪問。

なかなか帰ろうとしない姑に気を使い、A子は「よかったら夕食一緒にいかがですか?」と誘いました。

その日の献立は夫のリクエストでサラダチキンや野菜スープといったヘルシーなメニューです。

しかし、料理を目にした姑が放った一言がA子の心に刺さりました。

「前の旦那さんはこんなあっさりした薄味が好きだったのかもしれないけど、息子はもっとボリュームのある料理が好きよ」

A子は驚きと怒りで言葉を失いました。

前夫の話を持ち出されたことに加え、夫の好みを無視する発言。せっかくの夕食の場が台無しです。