もう放っておいて!
案の定、その日のうちに義母から電話が。
「うちの娘も妊娠したし、あなたたちも早くしないと置いていかれるわよ!」と、勝ち誇ったような口調でした。
ついに堪忍袋の緒が切れた私は、「私たちには私たちのペースがあるんです!」と初めて義母に反論!
すると義母は「そんなにイライラしてるから子供ができないのよ! 病院行ったほうがいいんじゃないの?」と、信じられない言葉を投げつけてきたのです。
この一件を夫に話すと、さすがに夫も呆れた様子で義母に電話をかけてくれました。
しかし、電話を終えた夫の顔色は冴えません。「母さん、泣き出してしまって……『嫁に嫌われている』とか言い出してさ」
どうやら、夫の言葉は義母にはうまく伝わらず、むしろ被害者意識を植え付けてしまったようです。
孫催促の代わりに始まったのは?
その後、義母からのプレッシャーはなくなったものの、今度は嫁いびりが始まりました。親族に私に関する嘘の噂を流したり、「子供がいなくて暇でしょ」と、まるで自分の専属運転手のように扱ったり……。
もし今後妊娠したとしても、こんな義母と関わり続けたいとは思えない! 私は夫に、義母と距離を置きたいと告げました。
幸い夫も理解を示してくれ、今は以前より穏やかな日々を取り戻しています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。