友人だと思っていても、価値観は違うもの。悲しいですが、時には些細なことがきっかけで、価値観の違いから大きな亀裂を生むこともあるようです。今回は筆者の友人が体験したエピソードを聞かせてくれました。
憧れていたバッグをゲット!
私は先日、長年憧れていたブランドバッグを30万円で購入しました。
初めてのお披露目は、高校時代からの友人A美とのランチ。A美は「わぁ、素敵なバッグ! 今度貸してね!」と目を輝かせて言いました。
私は「いつかね」と笑顔で答えましたが、内心は複雑な思い。
大切なバッグです。もし汚れたり傷ついたりしたら……と考えると、怖くて貸せないというのが本音でした。
友人に押し切られ……
数日後、A美から「今度結婚式があるんだけど、あのバッグ貸してくれない?」と連絡が来ました。やっぱり……と思いながら、やんわりと「高価なものだし、もし何かあったら困るから」と断ると、A美は「えー、ケチ! 貸してくれてもいいじゃん!」と不満を漏らし始めました。
その後もA美は諦めず、「そのバッグじゃないとドレスに合わない」「お願い、貸して!」と何度も懇願されました。
あまりにしつこいので最後は根負けしてしまい、貸すことを承諾。
「でも本当に大切な物だから気をつけてね」と念を押しましたが、A美は「うんうん、ありがとね~」と軽く返すだけでした。