筆者の知人女性Kは、結婚を考えていた大好きな彼氏にフラれてしまいます。
その後、焦っていたこともあり、結婚相談所で出会った男性とスピード結婚したK。
「これで良かったのかな?」と悩むKが、最終的に到達した心境についてお話しましょう。
その後、焦っていたこともあり、結婚相談所で出会った男性とスピード結婚したK。
「これで良かったのかな?」と悩むKが、最終的に到達した心境についてお話しましょう。
薄れゆく元カレ
「正直、夫は元カレみたいにイケメンじゃないし、一緒にいてトキめかない」
そんな思いを抱えながら結婚生活に臨むKでしたが、次第に夫に対する愛情が芽生えてきました。
確かに元カレに比べるとパっとしない夫ですが、結婚して2年経つ頃には、そんなことが気にならなくなるくらい優しくて魅力的な男性だと思えるようになったのです。
「あれ? 元カレのことで頭がいっぱいだったのに、どうでも良くなってきてる」
心境の変化に驚きつつも、Kは「この結婚は大正解だった」と思い、今までにない幸福を感じるようになっていました。
夫こそ運命の人
「ホラ、少女漫画だと出会った瞬間に運命の人って分かるって言うじゃない? でも、私の体感だと真逆なの。タイプでビビッと来た元カレじゃなくて、一緒にいるうちに素晴らしさを感じられるようになった夫こそが、本当に運命の相手だって胸を張って言えるの」
昨年生まれた第一子である長女を抱きしめながら、Kはにこやかに言いました。
出会った時はたとえそう感じずとも、時の流れと共に愛情が芽生えるケースも確かに存在するのですね。
婚活している皆様もぜひ、一時の感情で全てをジャッジせず、長いスパンで相手を判断してみてはいかがでしょうか?
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。