陸上クラブと予想外の出費
私の娘は陸上クラブに所属し、週3回の練習に励んでいます。陸上競技は一見シンプルな競技に思えますが、実際には様々な専用用具が必要です。
ランニングウォッチ、高機能なランニングシューズ、寒い季節に欠かせないベンチコート、インナーパンツなど。靴も服もあっという間にサイズアウトするので、なかなか出費がかさみます。
驚きの会話! 小学生のフリマアプリ活用術
そんな中、ある日の子供同士の会話で、私は大人顔負けの会話に驚きました。
「もうこのシューズきつくなってきちゃった」
「だったらフリマアプリで売ればいいじゃん」
「たしかにこの靴ランニングメーカーのだし、売れるかも」
「まだきれいだし、このメーカーの靴って人気だし売れるよ」
「お母さん! これ売って新しいの買おうよー」
私は思わず目を丸くしました。小学生が、もうお金の使い方や、物の価値を分かっているなんて! フリマアプリの存在が、若い世代に浸透していると実感した出来事でした。
時代の変化を実感! 子供たちに浸透するフリマ文化
私も、フリマアプリを頻繁に利用しているユーザーの一人。子供の成長が早く、すぐにサイズアウトしてしまう服や用具の売買に、フリマアプリは大変重宝しています。
正直、私自身、昔は中古品やお下がりに抵抗がありました。しかし、毎回新品を買っていられないとフリマアプリを使うようになり、考え方が変わりました。中古品でも十分使えるものが多いことや、物を大切に使う意識が高まり、むしろ賢い選択だと思えるようになったのです。
そして今、子供たちが自然にフリマアプリの話をしているのを聞いて、時代の変化を実感。同時に、子供たちも物の価値や経済感覚を学んでいるんだなと、ちょっと感心してしまいました。
【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。