学校で習うわけではないメイク。皆さんはいつどうやって覚えましたか? 筆者の知人Aさんはあまりメイクの経験がなかったため、いろいろ教わろうとデパートのコスメカウンターへ勇気を振り絞って行きました。しかし、そこで受けたのはありえない接客だったのです。きれいになりたいAさんの気持ちをしぼませてしまった接客とはどのようなものだったのでしょうか。
うちのコスメは難しい
「いらっしゃいませ〜。どのような商品をお探しですか?」
化粧っ気のないAさんをバカにしているのか気怠そうに接客をするBAに対して、正直に「メイク初心者なので似合いそうなメイクを教えてほしい」と言ったAさん。
するとBAは驚きの一言を放ちます。
「うちの商品はメイク好きじゃないと扱うのが難しいですよ。お客様の顔立ちに合う色もありませんし〜」
勇気を振り絞ってコスメカウンターにやってきたAさんは、このBAの態度にすっかり意気消沈してしまいました。すると、その様子を見ていた別のBAが駆けつけてきました。
きれいになりたい女性をバカにしないで!
別のBAが謝ってくれて接客を代わってくれましたが、Aさんの傷ついた気持ちは元には戻りません。
「私じゃここの商品は難しいと言われたので!」と言って別のコスメカウンターへ向かったAさん。そこでは丁寧に接客してもらうことができ、メイク用品を一式揃えることができました。
嫌な思いもしましたが、デパコスを買ったAさんの美意識は目覚め、今ではメイクが上手な人と周囲から認識されているそうですよ。
きれいになりたい女性をバカにするなんて、あってはならないこと。誰かから心無い言葉を投げかけられたとしても、きれいになりたいは止められるものではないのです。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。