安全なはずの、タクシーの中での恐怖体験! 見知らぬ男性に、突如相乗りを迫られ――!? 運転手さんの毅然とした対応に救われたA美さんですが、あれから防犯意識が強くなったようです。何があったのかA美さんから聞いた話をご紹介します。

「110番しますよ」

その時、運転手さんが冷静な声で言い放ちました。
「防犯カメラが作動中です。これ以上しつこくすると、110番しますよ」

すると男性はチッと舌打ちし、立ち去っていきました。
例の男は、女性相手には強気だったのかもしれませんが、運転手さんの毅然とした態度と、「防犯カメラ」というフレーズに動揺したようです。

私は、その運転手の方に、心から感謝を伝えました。

防犯意識を改める

女性は防犯の意味でもタクシーを利用する機会があると思います。
ですが、「タクシーに乗り込んだから安心だ」というわけではありません。
家に帰って鍵を閉めるまでは、絶対に気が抜けないことを思い知りました。

もしあの時、運転手さんが面倒ごとを避け、二人そろって乗車拒否され、道に放り出されていたら――。
そう考えると、ぞっとします。

あの事件があってから、私は残業を控えるようになりました。
みなさんも、特に深夜の外出には、くれぐれもお気を付けください。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。