夫の不倫が発覚!
私と夫は共働き。
夫婦仲はいいと思っていたのですが、ある日、ふと夫のスマホの通知が目に入ったことで、不倫が発覚しました。
「今夜も、高級フレンチがいいな♡」
スマホ片手に問い詰めると、観念した夫は不倫を認めました。
結婚10年目にして突きつけられた現実。
怒りと悲しみで胸が張り裂けそうでしたが、深呼吸をして冷静さを取り戻しました。
「証拠は、全部写真を撮って残しておくわ」
もう一つの裏切り行為
証拠集めを進めていくと、夫がもう一つ、重大な罪を犯していたことに気が付きました。
こともあろうか、彼は不倫相手とのデート代を経費として申請し、会社のお金で好き勝手していたようなのです。
実は私は、大手企業で経理部長を務めています。
経費の不正使用がどれほど重大な違反かは重々承知。
こんな夫に、情けは一切ありません。
早速、夫の会社に告発するための準備を、淡々と進めました。
夫と相手の女性に制裁
調査の結果、夫が不正利用した経費は、累計で数百万円にも上ることが判明。
不倫相手の女性も同じ会社の同僚で、二人で高級レストランやホテルでの密会を楽しんでいたようでした。
よくこんなに使ったものだと、あきれてしまいます。
結果、夫は懲戒解雇され、女性は地方支社へ左遷されることに。このことがきっかけで二人は大喧嘩になり、あっけなく別れてしまったのですから、笑えますよね。
夫には「もう一度やり直させてほしい」と泣きつかれましたが、許すわけがありません。
離婚を即決し、慰謝料の支払いが滞った際には、夫が大切にしていた高級時計を差し押さえました。もちろん、相手の女性にも制裁は加えましたよ。
独身生活を謳歌!
不倫も経費不正も、どちらも許されない行為。
元夫のひどい二重の裏切りに、逆になんの未練も湧かなかったのが救いでした。
独身生活もなかなかいいもので、自由を謳歌して、楽しい日々を送っています。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。