どれだけ仲良くなりたいと歩み寄ろうとしても、一方的に嫌われるだけでなくいじめられるとイラっとしますよね。
筆者の知人A子から聞いた、意地悪姑エピソードをどうぞ。
※食物アレルギーは命に関わる恐れもある生理現象です。重大なこととして認識し、接してください。
姑からのいじめ
姑は根っからのいじめっ子性格。
私が小麦アレルギーであることを知っているのに小麦を使用した料理ばかり勧めてくるのです。
もちろん、夫から事前にNG食材を聞いている姑。私も何度も『小麦アレルギーなので食べられるものに制限がある』と伝えてきました。
それなのに、家に招かれるたびに姑が振舞ってくれる料理は、私の食べられない小麦ばかり。
夫はその都度たしなめてくれるのですが、姑はボケたふりをしてしらばっくれてくるのです。
「パンがお好きだと思っていたわ」
「スパゲッティなら食べられると思ったのに~仕方ないわねえ」
姑息
そのうえ、私も食べられる料理をわざわざ作って持っていくと拒絶される始末。
「これ苦手なのよね」
「A子さん酷いわ~」
食卓に出すことすらせず、持って帰らされてしまうことが度々続きました。
そんななかイライラも最頂点に達した私は反撃に出ることに!
考えた策とは
ある日、姑の誕生日に自宅に招いてパーティーを開くことにしました。
ルンルン気分でやってきた姑は、食卓に出ている料理を見て呆然。
それもそのはず、カニやエビなどの甲殻類がずらりと並んでいるからです。
実は、姑も甲殻類アレルギー! けれどもちろん、私は食べさせるつもりはありません。
仕返し
顔を真っ赤にして怒る姑に、私も同じ仕返しを。
「知らなかった~残念です♪」
「え~お義母さん高級な食材ばかりなのに食べられないなんてかわいそう」
これまでの悔しさを込めて、嫌味たっぷりに言い放ってやりました。
夫も私の味方についてくれ、孤立無援の姑。ギャーギャー文句を言いながら帰っていきました。
その後は距離を置けているのでホッとしています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。