一生の愛を誓い合う結婚。最後まで夫婦仲良く過ごすことは素敵な理想ですが、時には意見がすれ違う事だってもちろんありますよね。
今回は筆者の友人A子さんの、そんなまさかな体験談をご紹介します。

幸せな未来しか描けない♡ 最高の彼と結婚

A子さんは社会人になってお付き合いした彼と、ついに結婚することになりました。
今まで付き合ってきた男性の中で、まさに「人生で一番!」と言っても過言ではないほど、彼とはかなり気が合うのです。
今後どんな喧嘩をしても、離婚を考えることなんて絶対にない! と、本気で思っていました。

喧嘩をしてもすぐに仲直り。いつまでもラブラブでいようね!

入籍後は一緒に住み、お互いが休みの日に家事を分担していました。
時々喧嘩をすることはあっても、いつもその日のうちには仲直り。
毎日顔を合わせているのに、ずっと心は恋をしたまま。
まさにラブラブな新婚夫婦でした。

共働きだったA子さん達は、節約して結婚式代金を貯めようと奮闘していたのですが……。
ある日、ついに事件が起きてしまうのです。

「使い過ぎでしょ(笑)」夫の言葉にカチン!

それは、夫と日用品の買い物へ行っていた時でした。
他愛のない会話をしながら、トイレットペーパーをカゴに入れると、

「そういえば、A子ってトイレットペーパー使い過ぎじゃない?」
「俺の10倍以上使ってるって!」

突然そう言いだした夫は、自身が一人暮らしの時に使用していた量を話しだしたのです。
女性は生理もあるし、何かと使うと反論しましたが、夫はあまり納得していない様子。
夫の言い分が少し頭に来たので、

「トイレットペーパー節約するくらいなら、まず先に禁煙でもしなよ~!!」

A子さんは冗談めかしつつ、夫に言ったつもり、だったのですが……。

まさかまさかの離婚危機!?!? 本当に焦った~……

話はどんどん膨らんでしまい、まさかの大喧嘩になってしまったのです。
それも今までの価値観の相違を否定するかのようなもので、本気で離婚の危機になるほどの修羅場に発展してしまいました。

今では笑い話となっていますが、まさかトイレットペーパーの使用量で離婚の危機になるとは思いもしませんでした。
『自分達に限って離婚なんて絶対ありえない』と本気で思っていましたが、他人と暮らしていく以上『絶対ありえない』という事はないのだ、としみじみ思った出来事でした。

まとめ

「たったこれだけで!?」と思うような一言で、修羅場が発生することなんていくらでもありますよね。
価値観の相違をすり合わせることも大切ですが、相手の価値観を大切にするという事も必要ですね。
そして喧嘩の後は、しっかり仲直りすること。これが一番重要なのかもしれません。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。