毎日の食事のメニューを考えるのは意外と大変。食べたいものをリクエストしてもらえると、作る側はありがたいときもあります。しかし、リクエストに答えた料理を作ったのに無駄にされたら悲しいですよね。今回は、リクエスト料理を作ることをやめた筆者の知人、Sさんのお話です。
コロコロ変わる夕飯メニューのリクエスト
当時Sさんは旦那さんと二人暮らしで共働きでした。しかし、家事はすべてSさんが担っていました。
ある日の仕事帰り、夕食のメニューが思いつかなかったSさんは、旦那さんに何を食べたいか聞くことにしました。
するとすぐに「カレーが食べたい」と返事が来たので、「了解!」と返事をしてカレーの材料を買って帰り、すぐに作り始めました。
繰り返しているうちに、旦那さんは「悪かった、もう心変わりしないから!」と言ってくれたそうです。
気分で食べたいものが変わるのは仕方ないですが、リクエストしたなら、まずは料理を用意してくれた人への感謝を忘れずにいたいですよね。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:ねこの
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。