夫婦生活は、長い航海のようなものです。穏やかな凪の日もあれば、激しい嵐の日もあります。しかし、どんな時でも大切なのはお互いを思いやる気持ちですよね。今回は夫との関係に悩んだ経験を持つ友人が話を聞かせてくれました。
お互いの作品を見てびっくり!
数週間後、完成した作品を受け取りに行きました。
私がぐい飲みを、「はい、これ実はあなたのために作ってたんだよ!」と照れながら差し出すと、夫はびっくりした顔で私を見ました。
そして、「実は俺も、きみのためにマグカップを作ってたんだ」と、おもむろに淡いピンク色の可愛らしいマグカップを手渡してきたのです。
夫が私のために作ってくれていたなんて、想像もしていなかった私はびっくり!
お互いに相手のことを思って作っていたことが分かり、まるで「賢者の贈り物」のように、年甲斐もなくキュンとしてしまった出来事でした。
このやりとりをきっかけに、最近は少しずつ倦怠期からも抜け出してきています。夫婦共通の趣味ができたことで、会話も弾むようになりました。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。