見えてきた真実とは
いてもたってもいられなくなった私は、独自に捜査を開始しました。
まずはBくんのSNSをチェックしましたが、義母との繋がりを示すような投稿は見当たりません。
次に、共通の友人であるCさんにそれとなく探りを入れてみることに。
するとCさんは、「実はね、Bくん、最近あなたのお義母さんに付きまとわれて困ってるらしいよ……」と気まずそうに教えてくれました。
義母とBくんが不倫していたのではなく、義母が一方的に言い寄っていたのです。
証拠を確保
その後、私は悩んだ末にBくんにも確認を取り、夫と義父にも真実を話すことにしました。
もちろん2人とも激怒!
しかし義母は「Bくんも私のことを愛してくれているのよ!」と言い張ります。
そこで夫は、Bくんに「うちの母が本当に申し訳ない……」と謝罪した上で、Bくんの気持ちを録音させてもらうことに。
録音データには、「好意は全くなく、正直怖かった。できればもう会いたくない」というBくんの切実な言葉が入っていました。
その音声を義両親の前で聞かせると、義母は絶句。
義父は「いい年して何をやってるんだお前は! 息子の親友に手を出そうとするなんて、もう絶縁だ!」と怒鳴りつけました。
以前から何かとトラブルメーカーだった義母ですが、今回ばかりは夫も義母をかばう気にはなれなかったのでしょう。
義母はそれからすぐ故郷に帰るしかなくなり、肩身の狭い思いをしているようです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。