担任をしているクラスで、マイコプラズマ肺炎が流行
40代のTさんは、小学校で教員をしています。
昨年の10月下旬、担任をしている2年1組でマイコプラズマ肺炎が流行。
1週間ほど、学級閉鎖になりました。
当時Tさんも数週間前から体調を崩し、咳が続いている状態でした。
そのため『大したことないだろうけど、念のために……』と、半日休みをとり総合病院の循環器内科を受診しました。
医師から「肺よりも気になるところが……」
医師に「自分は小学校教員で、マイコプラズマ肺炎で学級閉鎖になった」と伝えました。
すると「マイコプラズマは大人だと重症化しやすい」と言われ、血液検査と胸部X線検査をしました。
検査が終わり再び診察室に入ると、医師から「肺よりもちょっと気になるところがあります。精密検査をしましょう」と予想外のことを告げられたTさん。
精密検査にて、心不全が見つかり手術へ
医師曰く「心臓にかげがある」とのこと。
Tさんは軽い気持ちで病院に行ったのに、まさか違う病気が見つかるなんて……と病院からの帰り道、精神的なダメージでしばらく呆然としてしまいました。
後日学校を休み、精密検査を受けると心不全と診断されました。
奇跡的に、小学校が冬休みに入った日に担当医師の手術日が空いていたのです。
その後Tさんは、心不全の手術を受け2週間ほど入院。
3学期には元気に学校へ復帰できました。
まとめ
今回Tさんは、偶然にも思わぬ結果で心不全が見つかりました。
当時はショックだったそうですが「病院を早めに受診して良かった」と実感しているようです。
体調不良は軽視せず、なるべく症状が軽いうちに病院で診てもらうことが大切ですね。
【体験者:40代・女性公務員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。