何かにつけて夫の年収を自慢し、他のママ友を揶揄するA美。ところがそれは長く続かず、実はA美夫婦の仲は冷え切っていることがわかってしまいました。虚栄を張って、寂しさをごまかしている彼女のような人は、実は少なくないのかもしれません。
「うちの旦那は、年収2000万よ!」
私は40代の専業主婦です。
息子の通う小学校のママ友たちとは交流が深く、週一くらいで集まっているのですが、その中に一人、困った人がいました。
彼女の名前はA美。
「うちの旦那、年収2000万なのよ」と何かにつけて自慢しています。
グループ内には20代の若ママ、Mさんもいるのですが、ところどころで彼女を馬鹿にするような発言をするのです。
「結婚のとき、もっと収入を考えて相手を選べばよかったのに。子供に苦労をかけたら可哀想だし、いつも綺麗なママでいたいじゃない? 今の若い人は勢いで結婚しちゃうのかもね」
彼女の無礼には、みんな辟易していました。
その話、ほんと?
「昨日は子供を実家に預けて、六本木のレストランでフルコースを食べてきたの。一人3万円くらいだったかしら」
さてその日も、自慢げに話していたA美さん。
あれ? でも――。私は不思議に思いました。
実は昨日、スーパーでA美さんを見かけたのです。
夜の9時過ぎ、彼女はお惣菜コーナーで、一人分のお弁当をカゴに入れていました。
「年収2000万の旦那様」とやらの姿は、どこにも見当たらなかったように思います。