現在は、大学ごとの試験や共通テストの総合点で競う一般選抜以外にも、総合型選抜や学校推薦型選抜と時代に合わせて入試方法も変化しています。今回は筆者の知人A子さんの娘が、大学の推薦入試に挑んだ結果、予想外の結末を迎えたエピソードをご紹介します。
小学生のころから卓球にのめり込む娘
娘のSちゃんは、小学生のころから卓球の社会体育に所属していました。
強豪チームなので、練習も週6とかなりハード。
しかし彼女は卓球にのめり込み、中学生になると県大会では決勝に出るほど強くなっていました。
高校は卓球部強化指定校に推薦合格するも……
A子さん家族も、Sちゃんを全力で応援し食生活のサポートもばっちりでした。
しかし当時Sちゃんは卓球にしか興味がありませんでした。
そのため学校のテストはいつも平均点以下で、進路も心配していたのですが……。
高校受験では、卓球部強化指定校に推薦合格をしたのです。
しかしこの高校は、県内トップクラスの進学校でした。
そのためSちゃんは、3年間全く勉強について行けず学力はかなり低いままでした。
それでも学校は、卓球で結果を残していたので、勉強については目をつぶってくれていましたが、これが、後に不幸を招きます。