専業主婦から社会復帰するのは、ブランクが長ければ長いほど不安ですよね。そこで今回は10年ぶりに再就職をした際のエピソードを、筆者の知人から聞いてきました。様々な苦労があったようですが、どのように乗り越えてきたのでしょうか?
私の心を動かした上司の言葉
「やっぱり私が働くなんて無理。専業主婦に戻った方がいいのかも」
Aさんの言葉にショックを受け、休憩室でひとりメソメソと泣いていた私。そのとき上司のBさんが声をかけてくれたのです。
「またAに何か言われたのね。あの子はパートさんを見下すのが趣味なのよ。気にすることないわ」
「いえ、私が悪いんです。やっぱり10年も働いていない主婦なんて使い物になりませんよね」
落ち込み続ける私に、Bさんはこう言ったのです。
「大丈夫よ。私もそうだったから、あなたの気持ちが分かるわ。なかなか頭がついていかないのよね。今は辛いだろうけど、まずは3か月頑張ってみましょう。そうすれば仕事に慣れるから」
私はこのBさんの励ましに心を打たれ、仕事を続ける決意をしたのでした。
報われた努力
それから数年後、真面目に仕事に励んだ私は正社員になりました。
さらに今回の人事異動で、Aさんより上の立場に昇進することが決定。最近はAさんが私に嫌味を言ってくることもなくなりました。あのとき仕事を辞めないで本当に良かったと思っています。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。