小学生ともなると、スポーツ系の習い事をしている子も多いでしょう。観戦しているだけの保護者もヒートアップしてしまうことがあるかもしれません。今回は私の友人A子から聞いた、スタメン落ちした子のママが目に余る行動をしてしまい、とある人から注意を受けてしまった話を紹介します。

小学生相手に舌打ちや野次……

エースストライカーのK太がシュートを外すと、なんとB美の「チッ!」という舌打ちが聞こえることも……。ミスが続くとB美もだんだんエスカレートしだし、近くにA子がいるにもかかわらず「蹴り方雑!」「どこにパスしてるの!」などと野次を飛ばす始末。B美はサッカー経験者でもなければ、運動部にも所属していたことがありません。そんなサッカーのことを何も知らないB美に息子をけなされて、A子も腹が立ってくるのでした。

その様子を見ている人が……!?

しかし、サッカーのコーチ陣はコート外にいる保護者のこともしっかり見ていたようで……。

「技術的な指導は私たちに任せてください。保護者の方は、選手に厳しいことを言ったり野次を飛ばすのではなく、できるだけサポートするような声掛けや応援をお願いします!」と試合後のミーティングで保護者に対して話してくれたのです。「さすがコーチ!」とA子はすっきりしたのでした。

チームを鼓舞する目的であったとしても、選手個人を標的にしたような野次や舌打ちなどはするべきではありません。ましてや相手は小学生です。一生懸命戦っていることを心から応援してあげたいですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。