筆者の友人G子も、長年の友人から結婚スピーチを頼まれて喜んで張り切っていました。
しかし新婦の要求はどんどんエスカレートして!? 予想外の展開になったエピソードをご紹介します。
結婚式のスピーチを頼まれて有頂天
学生時代の友人が結婚することになり、彼女から
「結婚式でスピーチをお願い」
と頼まれました。
喜んで準備をしていたところ、式の1ヶ月前に友人から
「スピーチの原稿を見せて」
と連絡が。
スピーチ原稿にまさかのダメ出し
準備したスピーチ原稿を送ったところ、友人から
「もっと私を褒めて」
「この部分は友達思いだったことを強調して、素敵な感じで」
と細かいダメ出しが。
「心を込めて書いたんだけどな」
と思ったものの、良い結婚式にしてほしいとの思いから友人の要望に沿って修正しました。
ほぼ新婦作のスピーチ原稿に!?
しかし修正後も友人は
「ここも直して」
「あれも直して」
と注文をつけてきて結局3回も修正することに。
出来上がったスピーチ原稿は私が書いた内容は残っておらず、ほぼ新婦が自作した状態に。
それでも気を取り直して結婚式に臨み、無事にスピーチの大役を終えることができ、ほっとしました。
感謝のない態度にさすがにカチン!
式が終わった後、友人に
「素敵な式だったね。お疲れさま」
とLINEを送ったところ
「無事に終わって良かったー。緊張したー」
と上機嫌な返信が。
しかし私が何度もスピーチ原稿を修正して準備したことへの感謝の言葉はゼロ。
もちろん謝礼もありませんでした。
友人なので謝礼はいりませんが、スピーチ原稿を何度も要望に沿って直したことへの感謝の言葉くらいは欲しかったのが本音。
その一件がきっかけになり、その後友人に誘われても気が乗らず、次第に疎遠になってしまいました。
一生のイベントだったからこそ、友人への配慮も必要だったのでは、と思う出来事でした。
【体験者:30代・会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。