彼と夜中にラブラブ電話
Aさんには付き合って半年の彼氏がいました。彼氏はAさんのタイプど真ん中の男性で、筋トレが趣味の細マッチョで高収入というスペックにも惚れ込んでいました。
ハイスペックなだけでなく優しい彼氏のことがAさんは大好きで、まだ付き合いたてだけど結婚できたらいいなとまで考えていたのです。
そして、彼もAさんのことが大好きで、2人は夜に電話するのを習慣にしていました。今日一日のことを報告しあえば、明日からも頑張るパワーが湧いてきます。夜の電話は2人にとって大切な時間だったのです。
「何してるの?」彼の何気ない質問
ある夜、また彼と電話をしていたときのこと。Aさんは彼から質問されました。
「今、何してるの?」
Aさんは「ポテチ食べてるよ〜」と正直に答えました。すると、彼の態度が一変したのです。
「え? ポテチって本気で言ってるの? Aちゃんってそんな人だったの?」
ポテチを食べていただけなのにいきなり態度を変えた彼。Aさんは訳がわかりませんでしたが、彼の言い分を聞くことにしました。
意識高い彼の説教
そこから彼の説教が始まりました。
こんな時間にポテチを食べるなんて意識が低すぎるよ! ポテチの油が〜〜、夜にハイカロリーなものを食べると〜〜、と長々と説教が続きました。
そして、最後に「Aちゃんがそんな女性だとは思わなかった。幻滅したから別れよう」と言われてしまったのです。
夜にポテチを食べていただけなのにフラれるなんて……。Aさんは呆然としましたが、彼の意思は固く2人はこの電話が原因で別れることになったのでした。
別れの原因はさまざま
ラブラブから一気に突き落とされたAさんは納得いきませんでしたが、毎日筋トレに励む彼にとってAさんの夜中のポテチはそれほど許せなかったのでしょう。
ポテチだけで長々と説教をされてしまうのだから、この先長く付き合ったとしてもうまくいかなかっただろうと今では納得しているそうです。
もちろん、ポテチに罪はありません。たまにポテチを食べるくらい許してほしいと思ってしまいますが、彼にとっては許せないことだったんですね。ほんの小さなことで人間関係が終了してしまうということは、肝に銘じておいた方がいいでしょう。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。