人生は勢いでなんとかなる? それともやっぱり計画は必要? 筆者の知人Aさんは夫に不倫され「もう夫婦としてやっていけない!」と勢いで離婚しました。なんとかなると思っていたAさんでしたが、離婚後にAさんを待ち受けていた現実は厳しいものだったのです。
こんなはずじゃ……厳しい離婚後の生活
公営住宅への入居が決まり、息子と2人引っ越したAさん。新生活を始めるのにお金を使ってしまったので早く仕事を決めなければと思い、行動を開始しました。
しかし、すぐに決まるだろうと思っていた仕事はなかなか決まりません。小さな子がいると「子どもが熱を出したときに頼れる人はいますか?」と決まり文句のように聞かれるのですが、Aさんには
頼れる人はいないので、そこがネックになってしまうのでした。
さらに、元夫からの養育費もすぐに振り込まれなくなってしまいました。元夫とは連絡も取れなくなってしまい、口約束しかしていなかったのでAさんはどうすることもできません。
離婚は計画的に
厳しい生活の中、追い打ちをかけるように子どもが不安定になりました。不幸から抜け出し幸せになるために離婚をしたはずなのに、子どもまで巻き込んでしまったことをAさんは大反省します。
それから必死で生活を立て直したAさん。今ではなんとか暮らしていけるようになりましたが、勢いで離婚を決断したことは今でも後悔しているそうです。
自分一人だけではなく子どもの人生にも関わることなのだから、もう少し冷静に計画的に離婚をするべきだったとAさんは語っています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。