1人でまだ小さい子どもを連れてお出かけするときって、予想外のことが起きたり大変なこともありますよね。これはそんなときに差し伸べられた救いの手に感動した筆者の体験談です。
はじめての「ワンオペ新幹線」。準備は完璧だったはずなのに
娘が2歳と5歳でまだ小さかった頃のことです。当時単身赴任をしていた夫のところに遊びに行くため、私は初めて1人で子供2人を連れて新幹線に乗り込みました。
「もし急にトイレと言い出してもいいように」と、トイレに一番近い指定席を確保。長時間の移動も退屈しないようにおもちゃやおやつなども山ほど詰め込み、万全の態勢で挑んだはずでした。しかし、新幹線が走り出した途端、次から次へと「試練」が襲いかかってきたのです。
抱っこ、トイレ、ぐずり……
ようやく下の子が私の腕の中で寝てくれた、その瞬間でした。
「ママ、トイレ……!」
5歳の上の子の非情な宣告。2歳児を抱えたまま、狭い通路を通ってトイレへ。
案の定、移動の振動で下の子は目を覚まし、寝足りない不快感から火がついたように泣き始めてしまいました。
周囲の目が気になり、デッキへ逃げて必死に下の子をあやしていると、今度は客席から上の子の叫び声が。
「ママー! お菓子こぼしたぁー!!」
盛大にひっくり返されたスナック菓子。カオスすぎる状況に、目的地に着く前だというのに、私のライフはすでにゼロに近い状態でした。