昭和の終わりから平成の始め、いわゆる「バブル時代のファッション」
バブル世代の筆者が今見ると、古さを感じてしまいますが、現代の若者は新しさを感じるようです。これは平成生まれの娘のファッション感覚に筆者が感心したエピソードです。

懐かしいバブル時代のファッション

私が当時高校生だった娘を連れて、実家に帰省した時のことです。

実家には私が大学時代〜社会人の頃に買った洋服や雑貨が何点も残っていました。

大学時代に友だちがみんな持っていたので私もあこがれて買ったブランド物のスカーフ。
当時流行っていたビッグシルエットのジャケット。
初任給で買ったスーツなど思い出深いものばかりです。

とはいえ、何十年も昔の物。
いつまでも残しておいては親も迷惑だろうと考え、処分しようと思っていました。

平成生まれの娘の目には新鮮に

私の洋服を興味深そうに見ていた娘から思わぬ言葉が飛び出しました。

「なにこれ! マジでおしゃれなんですけど」

シンプルでゆったりとしたデザインが多い、現代のファッションしか知らなかった平成生まれの娘。

バブル時代の派手で個性的なファッションはとても刺激的で「おしゃれ」に見えたようです。

私から見ると時代遅れで今着るのは恥ずかしいような物ばかりですが、全部欲しいという娘にそっくりそのままあげることにしました。