結婚後に始まったお歳暮やお中元のやり取り。感謝の気持ちとして、あげたりもらったりするのはうれしいもの。でも、贈り物に文句を言われたら……? そんな経験を友人が教えてくれました。

義母の図々しい要求と私の複雑な思い

では何を送ろうかと親と私で相談し、地元で人気のうどんを送ることにしたのです。

すると義母は喜び、「梨は本当に困ったわ。うどんなら日持ちもするし、ほかの人にも配れるし、これからもうどんがいいわ。また送ってくれない?」と言ったのです。

それ以降、義実家からうどんがなくなると、義母は私に「またうどんほしいわ」と言うように。喜んでくれるのは嬉しいのですが、義母は実家を「言ったら無料でうどんをくれる人」と思っているのでしょう。うどんを送ってからというもの、ストックがなくなるたびにねだられてしまい、正直金銭面で負担がかかるように。
少しは遠慮や慎みを持ってほしいと思ってしまうのは、私だけでしょうか。

【体験者:50代・主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。