朝5時起きの息子
A子の4歳の息子は、日の出が早い時期は平日も休日も関係なく、朝5時前には目が覚めてしまいます。朝7時くらいまでは寝ていてほしいと思っているA子でしたが、なにごとも親の希望通りにはいきませんでした。夜8時には寝かせているのでそれが原因かもしれませんが、睡眠時間はたっぷりと取らせたい派のA子。
姑に愚痴ると……
ある日、息子の早起きについて姑と話していたA子。何も考えず正直に「ほんとは私はもっと寝たいんですけど、毎朝5時に起こされて大変なんですよ~!」とA子が言うと……。姑からは思いもよらぬ言葉が返ってきたのです。
姑による子育て自慢?
A子は姑から「大変ね~」という共感の言葉を期待していたのですが、姑から返ってきた言葉は予想と180度違っていました。
姑はA子の夫がまだ幼かったころのことを自慢げに話し始めました。「子どもが朝早くに起きたときは、家族が起きる前に自転車に乗せて公園に行って遊ばせた」「子どもと一緒に早朝から畑の草取りをしていた」などと実体験を語り始めた姑。そして、あろうことか「A子さんもそうしなさい」と強要してきたのです。
でも気にしない!
「あ、あ、ありえない!」とA子は姑に言われても全く気にすることはありませんでしたが、ただただゲンナリ……。まるで「自分の子育ては完璧だった!」と言わんばかりの姑。子育てに正解はないですし、経験談を語ってくれるのはありがたいものの、自分の価値観を強要されると困ってしまいますよね。結婚当初から姑のことは少々苦手だったものの、さらに苦手になってしまったA子でした。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。