子育てをしていると、思いがけず周りの人に迷惑をかけてしまったり、お世話になったりすることもありますよね。そのとき親がどう対応するかで、親が常識のある人かない人か容易に判断できることも……。今回は私の友人A子から聞いた、スーパーで迷子を保護したとき、親の態度に唖然とした話を紹介します。

ついにママが現れた!

「店員さんに預けて、迷子放送をしてもらおう」

そう決めて案内所へ向かおうとしたその時、一人の女性が足早に近づいてきました。男の子の母親です。ようやく会えた安心感で泣き出すかと思いきや、母親の口から出たのは、焦りも謝罪もない、イラ立ちを含んだ叫び声でした。
「S太、どこ行ってたのよ!」
驚くA子をよそに、母親はしょんぼりする息子を叱りつけるばかり。A子が努めて冷静に、「一人で駐車場の方へ行きかけていたので、危ないと思って……」と事情を説明しても、母親の反応は信じがたいものでした。

「あ、はあ。……で?」

感謝の言葉どころか、まるで「余計なことをして」と言わんばかりの面倒くさそうな態度。 うっかり見失うことは誰にでもあるかもしれません。けれど、車通りの激しい場所で幼い子を一人にさせてしまったことへの危機感も、助けてくれた相手への礼儀も、その母親からは微塵も感じられませんでした。

A子は怒りを通り越し、ただただ唖然として立ち尽くすしかありませんでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。