いつも文句ばかりで楽しくない日々
20代後半だった頃のAさんは、毎日を嘆いていました。「つまらない」が口癖だったAさんは、そのつまらなさを人のせいにしていたのです。
毎日がなんとなく楽しくなかったAさんは、いつも文句ばかりで自分の環境を嘆きます。
「◯◯さんが余計なことを言ったから、今日もつまらない1日だった」
こんな風に周囲の人に対して文句を言いながら、Aさんはつまらない日々を過ごしていたのです。
先輩の金言
ある日、Aさんは職場でまた人の文句を言っていました。
「あーあ、△△さんが怒られたから、私までつまらない気分になった」
すると、Aさんの発言を聞いていた先輩がAさんに声をかけてきます。
「自分の機嫌は自分でとらなくちゃダメよ。楽しいかどうかなんて自分次第なんだから!」
先輩の言葉はスッとAさんの中に入ってきました。Aさんは自分の機嫌を人任せにしてしまっていたことに気がついたのです。
「私の毎日がつまらないのって、ひょっとして自分のせい?」
考え方を変えたAさん
毎日がなんとなく楽しくないのは、自分のせいなのかもと思い始めたAさん。その日から人のせいにするのをやめようと意識を変えてみました。
性格や今までの習慣からか、人の悪いところを見つけて文句を言いたい気持ちになるAさん。しかし、例えそんな気持ちになったとしても、人への文句を自分の機嫌と結びつけるのはやめました。
人の言動がどうであれ、自分は自分。自分自身を楽しくしてあげるの自分自身でしかないのです。すると、つまらなかったAさんの毎日は輝き始めました。
自分の機嫌は自分でとって楽しい毎日
以前は楽しくなさそうな顔をして過ごしていたAさん。意識を変えてからは表情まで変わり、「楽しそうだね」「人生充実してそう!」と言われることが増えました。
Aさん本人も「つまらない」と口にすることはなくなり、「楽しい」と言うことが増えました。例え、何か悪いことが起きたとしても「まあいっか」と思えるようになったのです。
Aさんのつまらなかった毎日は「自分の機嫌は自分でとる」ようにしてから激変しました。ご機嫌でいるようになってからは、いいことがたくさん起きるようになって運気も上がっていると感じるそうですよ。あなたは自分の機嫌を人任せにしていませんか?
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。