核家族が主流になっている現代では、2世帯同居に抵抗を覚える人も多いのではないでしょうか? しかし、同居を当然のように思う親世代もまだまだ存在するようです。今回は結婚したばかりの友人が話を聞かせてくれました。
夫も板挟みで苦しい様子でしたが、このままでは自分の心が壊れてしまいそうでした。どうしても譲れないと思い、「悪いけど、とてもじゃないけどあなたの両親との同居は考えられない。こんなことされて一緒に住みたいと思えるわけがない」とハッキリ宣言!
義両親の反対は想像以上に強く、何度も話し合いが持たれましたが、私の意思は揺るぎませんでした。
自分の希望を貫いて
結局、私達は義両親の反対を押し切り、義実家から遠く離れた場所で新生活を始めることにしました。
その後も義両親との関係は冷え切ったままです。
しかし、あの時、自分の意思を貫き通したからこそ、今の穏やかな生活があります。
もしもあの時、義両親の押しに屈して無理に同居していたら……と想像するだけで、背筋が凍る思いです。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。