雪道の通勤はたいへん
私が住んでいる地域は、冬の間に何度か大雪が降り、積雪することがあります。
田舎なので車での移動が当たり前の地域で、寒くなる前に冬用のタイヤに交換するなど、雪対策は万全です。
しかし、やはり雪が積もると交通機関は乱れ、道路も大渋滞。いつもならすぐに行ける場所でもすごく時間がかかり、たいへんです。
それに雪道の運転はとても神経を使うし、怖いものです。
早番を代わってくれない?
私の職場は、30分ごとの時差出勤で三交代のシフト制なのですが、早番の者が鍵を開けることになっています。
当然ながら早番は絶対に遅刻はできず、雪が積もると朝かなり早く家を出ることになります。
自分が早番のときに雪が積もると、出勤するのにも本当に気合いがいるのです。
そんな中、天気予報で雪が積もりそうになるといつも早番を代わってほしいと言ってくるMという同僚がいます。
しかもMの家は職場からも近いにもかかわらず、雪道の運転が怖くて自信がないので……と言っては、職場から同じくらいの距離に住む私に勤務の交代を頼んできます。
誰かが早番をしないといけないので頼まれると断ることもできず、雪道の通勤がたいへんなのはみんな同じなのに、何だか毎回モヤモヤします。
雪かきもしたくない
さらには、雪が積もると駐車場や出入り口の雪かきもしなくてはいけません。必然的に早番の者がすることになります。
雪かきをするには装備も必要で、思った以上に体力も使います。Mはそれもあって早番を避けているのがわかるので、それにもモヤモヤが募るのです。
本来なら自分が早番なのに、たいへんなことややりたくないことを避けて人に押し付けるMの神経がちょっとわからないし、どうかと思うのは私だけでしょうか……?
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。